先日、館林市に仕事で行ってきました。
車庫証明で行くこともちょくちょくあるのですが、今回は出張封印。
(簡単に言えば、普通車の後ろのナンバーについている封印を運輸支局でなく業務経験豊富な一部の行政書士が出張して取り付ける制度……という簡単じゃない説明でよく分からなかったらこちらのページを読むかググってください)
アメダスの移設により大方の予想通り全国最高気温を叩き出さなくなったとはいえ猛暑には違いない館林にて、炎天下の中無事に封印の取り付けを完了。
しかし、前橋から車で片道2時間弱の館林まで(猛暑の中運転して)来てそのまま帰るのはあまりにもったいなかったため、かねてより行きたいと思っていたアノ場所を目指すことに。
そこは、館林(IC)から車で10分ほど(たしか)の距離にある聖地。
雷電神社です!
(公式サイトはこちら。なんか音が出ます)
邑楽郡板倉町(おうらぐん いたくらまち。”邑楽”って群馬県外の方はおろか県人ですら読めない方がいらっしゃる気がします。車庫証明のご依頼の電話だと「読めないんですけどなんとか”楽”というところです」「”甘い”に”楽”ですか?」「いえ、なんか読めない字です……」「えっと、むら……いや、”色”みたいな字ですか?」「ああそれです!」というやりとりがデフォ。まあ「武尊山」を「ぶそんさん」と読んでいた私に言えた義理じゃないのですが)にある、関東各地に点在する”雷電神社”の総本宮がこちら。
実は個人的に雷が苦手で、昔から夏が来る度に「早く秋になればいいのに」と思ってやまなかった私。
最近になって遅まきながら雷電神社の存在を知り、「これは夏になる前に雷除けに行かなければ!」と思っていました。
もう夏真っ盛りですけどね。
さすがに前橋から板倉までそうそう気軽に行ける距離でもなく、こんな時に限って館林の(せめて大泉の)車庫証明も来なかったので、なかなかタイミングを掴めないまま時間だけが過ぎていました。
が!
今回館林に行く仕事ができたため、まさに好機ということでお参りしてきました。
まずは正面から。
整備された参道に、いかに地域で重要な存在かが伝わってきます。
(ちなみに車は裏のスペースに駐めて来たため、やはり正面からお参りさせていただくのが筋だろうと一旦脇の小道を回って正面まで来ました)
遠方からひとしきり眺めた後、境内の外(のように見えるなまず料理屋さんの横)にある手水舎へ。
この暑さのためか水を求めにスズメバチらしきハチが何匹か交代交代飛んできていましたが、御神域を前に虫を払うような無粋な真似はせず(というか逆に攻撃されたら怖いし)静かに柄杓を手に取ります。
この暑さのためか水に夢中で襲ってくる気配は微塵もなかったため一安心しました、この暑さのためか。
さて、日陰の水場とはいえこの暑さにやられないように迅速かつ丁寧に清めて……ん?
手水舎の影になにやら丸い物体が……?
ネコ来たーーーーーーーー!!
しかも三毛猫ですよ三毛猫!
近づいても逃げない! かわいい!
そしてかわいい!
暑さやハチの存在も忘れてひとしきり戯れたあと、気を取り直して清めてからいざ境内へ。
お参りし、お守りを見て、境内を散策。
雷除けしか頭にありませんでしたが(申し訳ございません)、社殿の装飾(彫刻)がとても素敵。
暑さや蝉しぐれも忘れ、すっかり見入ってしまいました。
……時々カメラ(コンデジ)が腕に触れて「あちっ!」となりましたが。
黒の熱吸収をなめてはいけませんね。
念願の雷電神社へのお参りを終え、前橋への帰路。
行きと同じく2時間弱の行程で幸いにも夕立に遭わなかったのは、まさしく雷電さまのご加護だったのでしょう。
夏真っ盛りではありますが、「雷は嫌い!」という方はぜひ今からでも雷電神社へご参拝されてみてはいかがでしょうか。
この夏は”鶴のくちばし”の板倉町へ!(群馬県人にしか伝わらない)
……帰りの運転中、せっかく板倉まで行ったなら三県境にも寄ってみれば良かったと後悔したのは内緒です。
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